金型人列伝 第6回
ゲージ製造から超精密加工技術への挑戦88年を歩む
~戦後,超精密モータコアプレス金型にも独自技術の開発~
黒田精工株式会社
最高顧問 黒田 彰一氏
金型業界のスーパー紳士である黒田彰一さんは,
今はすべての公私の仕事から引退しているが,と
きどき,本社に顔を見せたり,関係する企業にも
出かけたりする毎日だという。
金型業界の国際的な顔
現役の時には金型工業会の会長を2度,10数年
にわたって引き受けてきた(1973 ~ 75年/1983 ~
93年)。
その間,日本の製造業はプラザ合意(1985年)
以降,家電産業・自動車産業はグローバル化に拍
車がかかり始めた。金型業界も徐々にその影響を
受け,海外にも眼を向けざるを得ない状況が出て
きた。黒田さんも会長として,FADMA(アジア
金型工業会協議会)の設立発起人・会長やISTMA
(国際金型協会)会長,国内では「型技術協会」設
立にも尽力され,協会2代目の会長にも就任され
ている。
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